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平成14年第3回定例会(第4日) 本文 開催日:2002-06-21
平成14年第3回定例会(第4日) 名簿 開催日:2002-06-21

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  1. 可児市議会 2002-06-21
    平成14年第3回定例会(第4日) 本文 開催日:2002-06-21


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2002-06-21: 平成14年第3回定例会(第4日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 53 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長可児慶志君選択 2 :  ◯議長可児慶志君選択 3 :  ◯議長可児慶志君選択 4 :  ◯議長可児慶志君選択 5 :  ◯総務企画委員長芦田 功君) 選択 6 :  ◯議長可児慶志君選択 7 :  ◯経済福祉委員長肥田正志君選択 8 :  ◯議長可児慶志君選択 9 :  ◯文教委員長(中村 悟君) 選択 10 :  ◯議長可児慶志君選択 11 :  ◯建設水道委員長川手靖猛君) 選択 12 :  ◯議長可児慶志君選択 13 :  ◯議長可児慶志君選択 14 :  ◯議長可児慶志君選択 15 :  ◯議長可児慶志君選択 16 :  ◯議長可児慶志君選択 17 :  ◯議長可児慶志君選択 18 :  ◯総務企画委員長芦田 功君) 選択 19 :  ◯議長可児慶志君選択 20 :  ◯議長可児慶志君選択 21 :  ◯議長可児慶志君選択 22 :  ◯10番(冨田牧子君) 選択 23 :  ◯議長可児慶志君選択 24 :  ◯議長可児慶志君選択 25 :  ◯議長可児慶志君選択 26 :  ◯議長可児慶志君選択 27 :  ◯議長可児慶志君選択 28 :  ◯議長可児慶志君選択 29 :  ◯議長可児慶志君選択 30 :  ◯7番(角 眞一郎君) 選択 31 :  ◯議長可児慶志君選択 32 :  ◯議長可児慶志君選択 33 :  ◯議長可児慶志君選択 34 :  ◯議長可児慶志君選択 35 :  ◯議長可児慶志君選択 36 :  ◯議長可児慶志君選択 37 :  ◯17番(亀谷 光君) 選択 38 :  ◯議長可児慶志君選択 39 :  ◯議長可児慶志君選択 40 :  ◯議長可児慶志君選択 41 :  ◯議長可児慶志君選択 42 :  ◯議長可児慶志君選択 43 :  ◯文化センター特別委員長(河村恭輔君) 選択 44 :  ◯議長可児慶志君選択 45 :  ◯首都機能誘致対策特別副委員長(可児教和君) 選択 46 :  ◯議長可児慶志君選択 47 :  ◯可児駅周辺整備特別委員長(田口 進君) 選択 48 :  ◯議長可児慶志君選択 49 :  ◯東海環状自動車道周辺整備特別委員長(伊佐治昭男君) 選択 50 :  ◯議長可児慶志君選択 51 :  ◯議長可児慶志君選択 52 :  ◯市長(山田 豊君) 選択 53 :  ◯議長可児慶志君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                開議 午前9時30分   ────────────────────────────────────── ◯議長可児慶志君) おはようございます。  本日、会議を再開いたしましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。   ──────────────────────────────────────   開議の宣告 2: ◯議長可児慶志君) ただいまの出席議員は25名でございます。したがって、定足数に達しております。これより休会前に引き続き会議を再開いたします。  本日の日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。   ──────────────────────────────────────   会議録署名議員の指名 3: ◯議長可児慶志君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により8番議員 伊佐治昭男君、10番議員 冨田牧子さんを指名いたします。   ──────────────────────────────────────   議案第46号から議案第52号まで、議案第55号及び議案第56号について(委員長報告・委   員長報告に対する質疑・討論・採決) 4: ◯議長可児慶志君) 日程第2、議案第46号から議案第52号まで、議案第55号及び議案第56号の9議案を一括議題といたします。  これら9議案につきましては、各常任委員会にその審査の付託がしてございますので、その審査結果についての報告を求めます。  総務企画委員長 芦田 功君。 5: ◯総務企画委員長芦田 功君) 総務企画委員会の審査結果の報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、条例の改正が4件でございました。
     去る6月18日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第48号 可児市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地方自治法の改正に伴い、引用条文の整備を行うものであり、全会一致で原案を可とすることに決しました。  次に議案第49号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定については、金持ち優遇税制という趣旨の減税ではないかという批判意見がある中、それに対する市の担当部局の考えはとの質疑に対して、一般投資家が株式市場に参入しやすくするということもあり、現在の経済状況からは適切な判断ではないかとの答弁があり、全会一致で原案を可とすることに決しました。  次に議案第51号 可児市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、条例に関係している法律等が改正された後も改正前と同様に取り扱われることにするものであり、全会一致で原案を可とすることに決しました。  次に議案第52号 可児市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、年数と退職報償金の支給について、国はどうなっているかとの質疑に対し、5年、10年、15年、20年となっており、間の年は7年であれば5年で支給されている。市は国の施行令をもとにしているとの答弁があり、全会一致で原案を可とすることに決しました。  以上で総務企画委員会の審査結果報告を終わります。 6: ◯議長可児慶志君) 経済福祉委員長 肥田正志君。 7: ◯経済福祉委員長肥田正志君) 経済福祉委員会の審査結果の報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、平成14年度予算の補正が2件、条例の改正が1件、計3件でございました。  去る6月17日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第46号 平成14年度可児市一般会計補正予算(第1号)の所管部分については、保育園に非常通報装置を設置するもの及び養護訓練センターのエアコンを修理するものであり、質疑に付したところ、非常通報装置とはどんな装置であるかとの質疑に対して、警察と各公立保育園とを電話回線により直結して、何か問題が発生した場合には警察に通報するシステムであるとの答弁があり、いずれの所管も適正な補正と認め、全会一致で原案を可とすることに決しました。  次に議案第47号 平成14年度可児市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、久々利診療所に多目的トイレを設置するためのものであり、適正な補正と認め、全会一致で原案を可とすることに決しました。  次に議案第50号 可児市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、平成13年9月の本会議で、介護保険の減免については、保険料の付加、徴収状況、減免の効果について十分な分析・研究を行い、条例改正や保険者の合意形成など、慎重に対応したいとの答弁による措置と解釈してよろしいかとの質疑に対して、そのとおりであるとの答弁。  今回の改正に当たり、被保険者の合意形成があったのかとの質疑に対して、意見をよく聞いた上でのものであるとの答弁。  市独自での減免制度であるのかとの質疑に対して、保険料全体を勘案し、市の中で検討したものであるとの答弁があり、全会一致で原案を可とすることに決しました。  以上が議案審査の報告ですが、経済福祉委員会で視察した小野田市では、リサイクルの24時間持ち込みできるシステムを行っており、可児市でもできないものかとの要望があり、全国の先進的な例や小野田市での例も聞いているが、可児市のいい面も取り入れながら、検討結果が出次第、新しい形について皆様の御理解を求めていきたいとの答弁がありましたことを申し添えます。  以上で経済福祉委員会の審査結果報告を終わります。 8: ◯議長可児慶志君) 文教委員長 中村 悟君。 9: ◯文教委員長(中村 悟君) 文教委員会の審査結果報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、平成14年度予算の補正が1件でございました。  去る6月18日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第46号 平成14年度可児市一般会計補正予算(第1号)の所管部分については、説明の後、質疑に付したところ、学校安全サポーターについて、県からの採用となったが、今後はどうなっていくのかとの質疑に対して、昨年の広見小学校に加え、今年度から中部中学校、東明小学校、旭小学校の合計4名を採用した。今後については、1年が経過した年度末に決められると伺っているが、基本的に次年度は別の学校となる可能性が大きいと聞いているとの答弁。  英語助手報酬 290万円が減額され、英語指導助手委託料に組み替えされた理由はとの質疑に対して、外国人補助教員として既に採用している1名を含む計3名をジェットから採用する予定だったが、諸事情により未経験者だけとなり、現場が大変困るため、既経験者の派遣が可能な民間の機関から1名を採用したとの答弁。  学校支援サポーター33人の内訳はとの質疑に対しては、1日5時間で週5日が17名、週4日が2名、週3日が4名、1日4時間で週5日が3名、週4日が2名、1日 7.5時間で週5日が5名となっており、小学校に25名、中学校に8名勤務しているとの答弁がありました。  その他種々の質疑や外国人補助教員を少なくとも2人増員してほしいとの要望もありましたが、いずれの補正も適正と認め、全会一致で原案を可とすることに決しました。  以上で文教委員会の審査結果報告を終わります。 10: ◯議長可児慶志君) 建設水道委員長 川手靖猛君。 11: ◯建設水道委員長川手靖猛君) 建設水道委員会の審査結果の報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、平成14年度の予算の補正が1件、その他が2件の計3件でございました。  去る6月17日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第46号 平成14年度可児市一般会計補正予算(第1号)の所管部分については、説明の後、質疑に付したところ、公有財産購入費の代替地については、すべて土地開発公社からの買い戻しかとの質疑に対し、市道5376号線の代替地については土地開発公社からの買い戻しであるが、市道2号線、6100号線の代替地については、土地開発基金からの買い戻しであるとの答弁。  ふるさとの川整備事業は県の事業であるが、竣工式の予算のうち、県の財源内訳がない理由はとの質疑に対して、県は県事業であろうと竣工式を行わないため、関係市町村で行うのがパターンとなっている。市もかなりの財源を投入した事業であり、地権者の皆さんに対しても何らかのけじめをつけたいとのことから、最小限度で執行したいと考えるとの答弁がありました。  その他種々の質疑がありましたが、いずれも適正な補正と認め、全会一致で原案を可とすることに決しました。  次に議案第55号 市道路線の廃止について及び議案第56号 市道路線の認定については、市道 145号線のほか2路線を廃止し、新たに市道1114号線ほか7路線を認定するものであり、何ら異議なく、全会一致で原案を可とすることに決しました。  以上で本委員会に付託されました議案に対する審査結果報告を終わりますが、その他の意見において、1級河川の堤防除草に対する県の補助金が減額されるが、今後の見通しはとの質疑に対して、県は予算を重要路線に集中的に投資し、維持管理的なものは削減されている。草刈りの補助金についても減額する通知があった。市としては、地元の堤防を除草する組織が存続できるよう、現在、県に対して補助金を元の額に戻すよう要望しているとの答弁がありましたことを申し添えます。  以上で建設水道委員会の審査結果報告を終わります。 12: ◯議長可児慶志君) 以上で各常任委員会の審査結果の報告は終わりました。  ただいまの各常任委員会の審査結果報告に対する質疑を許します。                〔「なし」の声あり〕 13: ◯議長可児慶志君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより討論を許します。                〔「なし」の声あり〕 14: ◯議長可児慶志君) 討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  ただいま議題となっております9議案を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 15: ◯議長可児慶志君) 御異議ないものと認めます。よって、これら9議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。本9議案に対する各常任委員長の報告は、それぞれ原案を可とするものであります。よって、本9議案はただいま報告のとおりそれぞれ原案を可とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 16: ◯議長可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、本9議案は、それぞれ原案のとおり決しました。   ──────────────────────────────────────   請願第4号及び請願第5号について(委員長報告・委員長報告に対する質疑・討論・   採決) 17: ◯議長可児慶志君) 日程第3、請願第4号 有事三法案撤回の意見書採択を求める請願書及び請願第5号 郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する請願の2件を一括議題といたします。  これら2件の請願につきましては、総務企画委員会にその審査の付託がしてございますので、審査結果の報告を求めます。  総務企画委員長 芦田 功君。 18: ◯総務企画委員長芦田 功君) 総務企画委員会の請願審査結果報告をいたします。  請願第4号 有事三法案撤回の意見書採択を求める請願書について、委員からは、重大な法案が提出されていると認識しており、戦争のために自衛隊や米軍の軍事行動を何よりも優先して特権を与え、その結果、国民には強制的な動員をするという内容の認識を持っている。それが憲法や自治法、さらに国民の基本的人権が抑圧されるものである。法案自体は、日本の海外での武力行使促進法という側面があり、廃案となるよう撤回してもらいたいとの意見。これに対して、多くの国民の声は、この法案に対して戦争を始めるというようなことはもちろん考えていないが、国民にもう少しわかるように説明してほしい。慎重審議で国民の理解が得られるように、廃案でなく別の方法をという意見。法律自体、内閣の承認、国連への報告等、いろいろな歯どめがかかっており、いざ有事のときに自衛隊の車両が交通信号を守って走らなければならないとか、個人の権利を尊重する余り何もできないということもあり、こういう法案は必要で、廃案でなく慎重審議にとの意見。有事の際の議論を十分にするということは大変重要であり、撤回ということになると何もないことで終わってしまうため、議論を十分する必要があるとの意見。以上のように、委員からは、採択すべきと慎重に審議との意見が出されましたが、採決の結果、本請願については賛成少数で不採択にすべきものと決しました。なお、慎重審議を求める意見書の提出をとの意見がありましたので、総務企画委員会として協議した結果、全会一致で意見書を提出することになりました。  次に請願第5号 郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する請願については、民間の参入は非常にいいことだが、民営化、公社化ということではなく、サービスが滞らないためにも請願として取り上げるべきとの意見。新聞報道で配達業者の大手からも、採算性のないところはやらないというように、手紙一つにしても日本じゅうで格差ができることなく全国平等なサービスが受けられるようにとの意見。趣旨には賛成だが、時間指定や留守の際の連絡等、お役所仕事になっている郵便局自体の改革をやっていただきたいとの意見。以上のように、各委員からは採択にすべきとの意見が出され、全会一致で本請願を採択すべきものと決しました。  以上で、総務企画委員会に審査を付託されました請願の審査結果報告を終わります。 19: ◯議長可児慶志君) 以上で総務企画委員会の審査結果の報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を許します。                 〔発言する者なし〕 20: ◯議長可児慶志君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより討論を許します。                 〔挙手する者あり〕 21: ◯議長可児慶志君) 10番議員 冨田牧子さん。 22: ◯10番(冨田牧子君) 10番 冨田牧子でございます。  ただいま総務企画委員長の方からは、有事三法案の撤回を求める請願に対して不採択ということでございましたが、ぜひ採択をお願いいたしたいと思って、この場で反対討論をさせていただきたいと思います。  有事法案には、我が国が危なくなったら武力を使って反撃をすると書いてあります。ところが、政府は、我が国とは何も日本の領土だけを指すわけではないと言っております。海外に出かけている自衛官も我が国である。その自衛官が危なくなれば、有事法制を使い、攻撃されれば武力で反撃をするということになっております。そんなことができるようになれば、海外のどこでも武力行使ができるということになってしまうのではないでしょうか。国を守るという口実で海外で大っぴらに武力を行使できるようにするのが今度のこの有事三法案です。今までの周辺事態法では危なくなったら撤退するということになっておりますけれども、今インド洋に派遣されております自衛隊の艦船も、こうしたことで危なくなったら撤退することができるわけですが、今度の有事法制ができれば、自衛隊は危なくなってもその場に踏みとどまって応援を続け、もし攻撃をされればアメリカ軍と一緒になって武力を行使するということになるわけですから、大変危険な法案であるということです。  また、この法案のもう一つの側面として、国民の自由と権利を縛るということでは、罰則までつけて戦争協力を強制するということで、憲法に保障されております基本的人権に反する法案であるということで、ぜひ撤回をしてほしいというこの請願に対して皆様の御採択をお願いする次第です。  以上、反対討論を終わります。 23: ◯議長可児慶志君) ほかに討論はございませんか。                〔「なし」の声あり〕 24: ◯議長可児慶志君) 討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより各請願について、採決いたします。  初めに、請願第4号 有事三法案撤回の意見書採択を求める請願書を採決いたします。  お諮りいたします。本請願に対する総務企画委員長の報告は不採択でございます。よって、本請願を委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 25: ◯議長可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。  次に請願第5号 郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する請願を採決いたします。  お諮りいたします。本請願に対する総務企画委員長の報告は採択でございます。よって、本請願を委員長報告のとおり採択とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 26: ◯議長可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、本請願は委員長報告のとおり採択とすることに決しました。  ここで暫時休憩をいたします。                                 休憩 午前9時55分   ──────────────────────────────────────                                 再開 午前9時56分 27: ◯議長可児慶志君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  お諮りいたします。ただいまお手元に配付されましたとおり、発議第5号 有事法制関連三法案の慎重審議を求める意見書案及び発議第6号 郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する意見書案が提出されました。  この際、本発議を日程に追加し、日程第4とし、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 28: ◯議長可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、本発議を日程に追加し、日程第4とし、直ちに議題とすることに決しました。  なお、以降の日程は順序が繰り下げられたものといたします。   ──────────────────────────────────────   発議第5号及び発議第6号について(提案説明・質疑・討論・採決) 29: ◯議長可児慶志君) 日程第4、発議第5号 有事法制関連三法案の慎重審議を求める意見書及び発議第6号 郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する意見書についてを一括議題といたします。  提出案件の説明を求めます。  7番議員 角 眞一郎君。 30: ◯7番(角 眞一郎君) 有事法制関連三法案の慎重審議を求める意見書の提出及び郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する意見書の提出につきまして、関係文書の朗読により説明をさせていただきます。
     発議第5号 発案書、有事法制関連三法案の慎重審議を求める意見書。  提出者、可児市議会議員 角眞一郎。賛成者、可児市議会議員 芦田功、同じく田口進、同じく奥田俊昭、同じく渡辺重造、同じく伊藤健二。  有事法制関連三法案の慎重審議を求める意見書(案)。  現在、国会で審議されている「有事法制関連三法案」は、国や国民にとってはもちろんのこと、地方自治体にとっても重大な影響を及ぼす重要法案である。  ところが、武力攻撃事態法案における「武力攻撃事態」の定義及び「地方公共団体の責務」、「国民の協力」の内容など不明確な部分もあり、国会審議を通じて国民に周知し、理解を得る必要があると考える。  地域住民の生命、財産を守ることは地方自治体の重要な責務でもあり、国会におかれては、慎重かつ十分な審議を尽くされ、法案審議を通じて広く国民や地方自治体への説明責任を果たされるよう求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成14年6月21日、岐阜県可児市議会。  衆議院議長 綿貫民輔様、参議院議長 倉田寛之様、内閣総理大臣 小泉純一郎様、防衛庁長官 中谷元様。  続きまして、発議第6号 発案書、郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する意見書。  提出者、可児市議会議員 角眞一郎。賛成者、可児市議会議員 芦田功、同じく田口進、同じく奥田俊昭、同じく渡辺重造、同じく伊藤健二。  郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する意見書(案)。  郵政事業は、2万4千7百か所に及ぶ郵便局ネットワークを通じ、地域社会の安定向上に大きく貢献し、日常生活に欠かせない存在となっている。  今後、高齢化の進行に伴って高齢者が急速に増加することが予測されるなか、郵便局の持つ役割、機能が市民生活のセーフティネットとして、今まで以上に重要になってくるものと考えられる。郵政事業の公社化により、企業的手法を強く採り入れ、効率を重視するあまりに、現行のユニバーサルサービスが後退し、不採算地域郵便局の整理、統合に繋がっていくことが危惧される。  ついては、郵便局の果たしている役割が、地域住民にとって必要不可欠なものであることを十分考慮され、郵政公社化に当たっては、現行の郵便局ネットワークを活用したユニバーサルサービスを維持するとともに、安易な郵便局の整理、統合をしないよう求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成14年6月21日、岐阜県可児市議会。  内閣総理大臣 小泉純一郎様、総務大臣 片山虎之助様、規制改革担当大臣 石原伸晃様。  以上、よろしくお願いします。 31: ◯議長可児慶志君) これより質疑を許します。                〔「なし」の声あり〕 32: ◯議長可児慶志君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより討論を許します。                〔「なし」の声あり〕 33: ◯議長可児慶志君) 討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより本発議について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号及び発議第6号については、一括採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 34: ◯議長可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、これら2件の発議を一括採決いたします。  お諮りいたします。発議第5号 有事法制関連三法案の慎重審議を求める意見書及び発議第6号 郵政事業のユニバーサルサービスの堅持に関する意見書を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 35: ◯議長可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、これら2件の発議は原案のとおり決しました。   ──────────────────────────────────────   発議第4号について(提案説明・質疑・討論・採決) 36: ◯議長可児慶志君) 日程第5、発議第4号 議員派遣についてを議題といたします。  提出案件の説明を求めます。  17番議員 亀谷 光君。 37: ◯17番(亀谷 光君) 発議第4号 議員派遣について、提案説明をいたしたいと思います。  本市議会だよりについては、市議会の運営や活動状況を広く市民に皆さんにお知らせし、議会活動への関心と理解を深めていただくことを目的として昨年9月1日に創刊号を発行いたしましたところでございます。発行は定例会ごとにその報告を中心に年4回とし、この5月15日発行の第4号をもって1年が経過をいたしたところでございますが、本市議会は、議員みずから原稿を執筆し、議員の代表により構成された編集委員会で企画・編集を進めてきたところでございます。今後も一層の紙面の充実を図るとともに、市民の皆さんに読みやすく、親しまれる議会だよりの発行を目指したいと考えております。  つきましては、議会広報誌編集の能力や技術向上を図るための研修に、別紙発案書のとおり編集委員となっている議員の派遣を提案するものであります。  発議第4号 議員派遣について。  提出者、亀谷光。賛成者、奥田俊昭、村上孝志、芦田功、川手靖猛、中村悟、肥田正志、冨田牧子。  地方自治法第 100条第12項及び可児市議会会議規則第 159条第1項の規定により次のとおり議員を派遣する。  記。議会広報誌編集実務講座、(1)派遣目的、議会広報誌の内容の充実を図るため。(2)派遣場所、東京都渋谷区 社団法人日本経営協会。(3)派遣期間、平成14年7月24日(水)から25日(木)まで2日間でございます。(4)派遣議員、渡辺重造、伊佐治昭男、加藤新次、冨田牧子、角眞一郎、小川富貴、霞直孝、服部よね子。  以上でございます。よろしく審議をお願いいたします。 38: ◯議長可児慶志君) これより質疑を許します。                 〔「なし」の声あり〕 39: ◯議長可児慶志君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を集結いたします。  これより討論を許します。                 〔「なし」の声あり〕 40: ◯議長可児慶志君) 討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより本発議について採決いたします。  お諮りいたします。本発議を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 41: ◯議長可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、本発議は、原案のとおり決しました。   ──────────────────────────────────────   文化センター特別委員会報告、首都機能誘致対策特別委員会報告、可児駅周辺整備特別   委員会報告、東海環状自動車道周辺整備特別委員会報告 42: ◯議長可児慶志君) 日程第6、文化センター特別委員会報告、首都機能誘致対策特別委員会報告、可児駅周辺整備特別委員会報告及び東海環状自動車道周辺整備特別委員会報告を議題といたします。  各特別委員長の報告を求めます。  文化センター特別委員長 河村恭輔君。 43: ◯文化センター特別委員長(河村恭輔君) それでは文化センター特別委員会の活動を御報告申し上げます。  平成14年7月に開館の文化センター建設事業につきましては、平成12年2月に着工し、建物本体が平成14年3月に完了、舞台機構、音響、照明などの舞台工事もほぼ完了し、調整段階に入っており、外構工事等におきましても今月の完成を目指し、計画どおり順調に進んでおります。  また、文化創造センター「ala(アーラ)」の開館記念式典と市制施行20周年記念式典、並びに7月27日、28日の両日のオープニングイベントの開催に向け、準備も進んでおり、その後の主劇場、小劇場のプログラムも発表され、着々と開館に向け、ソフト面においても順調に準備が進められており、市民の鑑賞組織であるala登録会員の募集も始まりました。  さらに、今後、文化創造センターと深くかかわっていく市民の自主組織であるalaクルーズの活動もそれぞれのグループに分かれ活発な活動を始められておられます。  第10回の特別委員会は、昨年の7月16日に開催し、文化創造センターのシンボルマークをアート計画検討委員会により選定したこと、レストランは「江陵閣」に、及びピアノについてはフルコンサート用をスタンウェイとヤマハを、その他のピアノについてもそれぞれの選定委員会により選定したことの経緯について説明を受けるとともに、館長の選任の状況の説明とその候補者、桑谷哲男氏のプロフィールについて説明を受け、協議しました。  また、文化創造センター「ala」のパートナーとして活動する市民の自主的な組織であるalaクルーズの設立に向けた活動状況の報告を受けました。  8月27日には第11回の特別委員会を開催し、文化創造センター貸館料金の基本的な考え方、それに基づく使用料の案について説明を受け、協議しました。また、9月議会へ提出される予定の建物周り外構工事、舞台備品、並びに今後発注予定の工事、備品について説明を受け、協議しました。  11月8日には第12回の特別委員会を開催し、世田谷パブリックシアター勤務の桑谷哲男氏に館長を決定した旨の報告を受け、本人に出席をいただき、あいさつを受けました。どんちょうの図柄、大・小ホールのシンボルマークについて、アート計画検討委員会で選定された経緯、並びに市民参加で進められているステンドグラス、れんが製作の進捗状況について説明を受け、協議しました。また、文化創造センターの使用料について、前回から検討され、変更となった部分の説明を受け、協議しました。さらに、今後の職員体制とその採用について説明を受け、協議しました。会議終了後、現場視察を行いました。  11月20日には第13回の特別委員会を開催し、文化創造センターの利用料金限度額やその利用料金を管理委託者である財団法人文化芸術振興財団の収入とすることなどを定めた可児市文化創造センターの設置及び管理に関する条例について説明を受け、協議をいたしました。また12月議会へ提出される予定の舞台音響備品、舞台照明備品、家具、事務用家具の購入について説明を受け、協議するとともに、今後の職員体制、開館記念行事について意見を述べました。  12月21日には第14回の特別委員会を開催し、文化創造センターの利用について、2月から利用申し込みを受け付けるに当たり、その説明を受け、協議しました。また、各戸へ配布する開館前パンフレット、開館後の事業概要、建設工事・備品購入の進捗状況の説明を受けました。  ことしの2月5日には第15回の特別委員会を開催し、文化創造センターの開館前の試奏会、内覧会を含め、市制施行20周年記念式典、文化創造センター開館記念式典からの開館から3月までのオープニング事業、施設の利用案内についてそれぞれ説明を受け、協議しました。また、電気設備工事の建物外の部分について、平成14年度へ繰り越したい旨の説明があり、これについて協議をし、了承しました。  4月17日には第16回の特別委員会を開催し、文化創造センターの建設事業において、建物の工事の完了、そのほか工事の今後の予定、備品の購入等について報告を受けるとともに、開館後のプログラム、alaクルーズの活動状況について説明を受けました。また、その後、完成した建物を視察しました。  以上、当特別委員会の活動経緯を申し述べてまいりましたが、文化創造センター「ala」の建物部分は完成し、外構の一部を残すのみとなりました。また、職員体制も整い、開館後のプログラムも決まり、市民の自主組織であるalaクルーズの活動も会員の皆様方が積極的に取り組んでおられ、これもこれまでの関係各位の御努力、御理解に感謝するところであります。  執行部におかれましても、開館後の事業展開に鋭意努力していただくとともに、市民の皆様方に開かれ、親しまれる文化創造センター「ala」になることを要望するとともに、議員各位におかれましても今後とも御支援をお願い申し上げまして、当委員会の活動報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。 44: ◯議長可児慶志君) 首都機能誘致対策特別委員会副委員長 可児教和君。 45: ◯首都機能誘致対策特別副委員長(可児教和君) 首都機能誘致対策特別委員会報告は議長である会長が行うところでありますけれども、副委員長の私の方から報告をさせていただきます。  昨年6月議会で、これまでの本市首都機能誘致対策特別委員会の報告を申し上げてきましたが、その後の活動状況について、委員会の活動と関連する機関の動きもあわせて御報告申し上げます。  平成14年2月25日には、第4回首都機能誘致対策特別委員会を開催いたしました。ここで、国会等移転審議会の答申として「岐阜・愛知地域」など3地域が移転先候補地として選定されて2年余りがたち、現在は結論を導くための方針を検討している状況とのことでありました。このような状況の中で、移転先候補地の絞り込み方法として、全国会議員に対する意向調査などが提案されていることを聞き、今はそんな時期ではないはずで、非常に違和感を持ちながらも、本年5月の移転先候補地絞り込みに向けた国会の動向について確認いたしました。  その後、愛知県豊田市で行われた首都機能移転シンポジウムに参加をいたしました。ここでは、若者が挑戦したいと思うプロジェクトとして首都機能移転を考えるべきとの基調講演がありました。首都機能移転は新しい日本の創造であり、次代を担う若い世代にとってこそ大切な問題であり、我々は責任を持ってこの国家プロジェクトにかかわり、移転実現に向けて努力し、若者たちと夢を共有していきたいと感じた次第であります。  4月8日には、岐阜市で行われた首都機能移転総決起大会に参加し、作家の堺屋太一氏らの講演を聴講いたしました。この中では、日本の歴史にかんがみると、すべての時代が首都機能の所在地名で呼ばれており、首都機能が移転しない限り時代は変わらない。移転すれば必ず変わる。また、全体の利便性を考えれば、人口重心に近い場所がよいとの考え方が示されました。  混迷を深め、あらゆる分野において、かつて経験したことのない閉塞状況に直面している我が国の将来を切り開いていくためには、首都機能移転は欠くことのできないテーマであると再認識いたしました。  4月24日には、名古屋市において行われました岐阜・愛知新首都推進協議会定期総会及び移転推進大会に参加いたしました。ここでは、「ネットワーク」と「コンパクト」をキーワードにした岐阜・愛知地域における新しい日本の首都構想の提案がありました。新しい国政を実現し、新時代のまちづくりやライフスタイルを先導する都市像を見るとき、この地域の高いポテンシャルを再確認するとともに、この国の未来に対して大きな責任があることを感じました。  また、藤井孝男衆議院議員からは、首都機能移転は国家的構造改革であり、国会が責任を持って推進していくよう努力したいとの発言があり、この問題に取り組む我々としても意を強くいたしました。  5月9日には、岐阜東濃地域首都機能誘致促進期成同盟会の定期総会及び総決起大会に参加をいたしました。総決起大会では、首都機能移転は、現在の日本が抱えている重要課題である国政全般の改革、災害への対応力の強化、東京一極集中の是正につながるとともに、行財政改革、地方分権、規制緩和を促進することができる構造改革の最たるものであることを改めて確信いたしました。  5月11日には、中津川市で行われました首都機能移転シンポジウムに参加し、作家の小松左京氏のトークショーなどを聴講いたしました。ここでは、地球時代である現代において、日本はアジアのリーダーとして首都を考えていく必要があるとの講演があり、新しい日本をつくるために首都機能移転を推進していくことの重要性を改めて認識した次第であります。  本市を含む関係28市町村で構成されている岐阜東濃地域首都機能誘致促進期成同盟会では、保全区域指定調査部会が設置され、人と自然が共生する21世紀の新首都づくりに向け、地域の自然環境を保全するための区域の指定に向けた調査・研究を行ってきており、このたびガイドラインとして提言されました。これは、地域住民と行政との協働保全、情報の提供と公開などを基本理念とするもので、今後のまちづくりのモデルになるのではないかと思われます。  さて、衆議院国会等の移転に関する特別委員会が2000年5月に2年をめどに移転先候補地を絞り込むとした決議は、残念ながら履行されませんでした。国会では、衆議院議長の下に新たな諮問機関を設置し、協議が続行されることになるようです。  首都機能移転は、国会の決議事項であり、国会の意思として明確にされているのですから、予定に従って着々と進めていくべきものであります。確かに、この国の財政は危機的状況にあります。しかし、首都機能移転は財政状況がよいから実施して、悪くなったらやめるということで始めたものではないはずです。21世紀の我が国のあり方を考えた問題意識から提起されたものであります。もう一度原点に立ち返り、この問題について議論を行う必要があると感じております。  全国的には、反対論から賛成論、また全く無関心な方々もいらっしゃいます。この問題は一大国家プロジェクトであり、それぞれの立場で意見が異なることは当然であり、既に議論は尽くされたという感があります。今後、この国家的大事業を推進していくためには、強力なリーダーシップが必要ではないかと考えております。特別委員会といたしましても、移転を実現させるため、国会での議論を注視し、関係諸団体との連携を密に、誘致活動を行ってまいりたいと考えております。  以上、概略でございましたが、首都機能誘致対策特別委員会報告とさせていただきます。ありがとうございました。 46: ◯議長可児慶志君) 可児駅周辺整備特別委員長 田口 進君。 47: ◯可児駅周辺整備特別委員長(田口 進君) 可児駅周辺整備特別委員会の報告をさせていただきます。  当委員会は、昨年の御報告以降、ことしの2月28日に第3回の特別委員会を開催いたしました。今回の委員会の議題は、可児駅東土地区画整理事業の進捗状況について、広見橋の状況について、中心市街地活性化計画の状況についてでございました。  それでは、その項目につきまして順次報告させていただきます。  まず可児駅東土地区画整理事業の進捗状況につきましてですが、前回報告をさせていただいたように、権利者の希望を取り入れた換地の割り込みを進めており、現在、数名の権利者の調整が残っている状況であるとのことでございました。7月をめどに、仮換地に向けて努力をしている状況であります。  また、本地区は既成市街地の土地区画整理事業ということで、やむを得ず工事期間中に一時的な仮住居、仮倉庫が必要となる場合があるため、民間のアパートへの仮住まいのほか、市でも仮設住宅、仮設倉庫の建設を検討しておるとのことでございます。また、工事については、14年度に仮換地指定次第着手する予定であるとのことでございました。  続きまして、大変長い間地域の皆さんに御迷惑をかけておりました広見橋の暫定供用の時期について説明を受けましたが、御存じのように4月末日より通行できるようになっております。  最後に、中心市街地活性化計画の状況について報告をさせていただきます。  中心市街地という地域につきましては、可児駅から広見の村木地内約60ヘクタールの中心市街地活性化基本計画として位置づけており、一番大きな事業として、先ほど報告いたしました可児駅東土地区画整理事業を推進中ですが、この事業の中で位置づけられている拠点施設、駐車場、駐輪場について、整備時期、手法についての検討をしてまいります。
     また、広見地区の状況につきましては、まだ具体的に地元との協議が進んでおらず、今後、都市計画道路等の整備も含めて中心市街地としてのまちづくりの村木地区の自治会、住民の方から意見を伺いながら、まちづくりの協議会的なものを立ち上げる必要があると思っております。  以上で特別委員会の報告を終わりますが、可児駅東土地区画整理事業もいよいよ本格的になっておりまして、特別委員会といたしましても状況を確認しながら積極的に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。 48: ◯議長可児慶志君) 東海環状自動車道周辺整備特別委員長 伊佐治昭男君。 49: ◯東海環状自動車道周辺整備特別委員長(伊佐治昭男君) 東海環状自動車道周辺整備特別委員会の昨年度以降の活動報告をさせていただきます。  東海環状自動車道は、2005年の愛知万博、中部新国際空港などの国家的プロジェクトとリンクし、整備が進められています。当市内においても、昨年度から本格的に着工され、市内の至るところで工事が進められています。  委員会においても、本年3月22日に委員会を開催し、東海環状自動車道及び国道21号線バイパス事業の進捗状況と東部まちづくり委員会の活動経過について説明を受けました。あわせて、道の駅事業についても説明を受けました。  その状況についてでございますが、東海環状自動車道については、可児市内で延長が 7.1キロメートルありまして、これを23工区に分けて工事が発注されており、発注額は約 180億円以上になっている状況であります。この工区の中には、2月末で既に完成しているもの、発注されたばかりで進捗率ゼロのものもあります。岐阜県内では、笠原から関まで延長が40キロメートルありますが、その着手率は90%であります。用地につきましては、多治見工事事務所管内で未取得の土地が御嵩町にありますが、収用の手続が行われているとのことです。可児市においては 100%完了しており、工事が始まっております。  重立った工事ですが、仮称瀬田トンネル工事が3月23日に貫通式が挙行されました。これには、特別委員会として出席をいたしました。今後は内装工事が行われます。次に亜炭坑充てん工事ですが、キラを配合した充てん材を9万 3,000立方メートル充てんする予定ですが、2月末で6万立方メートル、率にして66%の進捗率であります。  次に大排水路ですが、国土交通省との交渉の結果、国土交通省直轄で行っていただくことになり、2工区に分割し発注されております。  久々利改良工事ですが、小渕ため池南で大きく山を切り開いております。この小渕ため池から大平に向かう区間は可児市内ではオープン区間が一番長い区間ですが、貴重な自然が存在することから、関係団体の皆さんと連携して貴重種の保全が図られました。植物で移植すべきものはすべて移植がされており、蛍については蛍ブロックの施工、また野生動物が東海環状自動車道を容易に横断できるボックスの施工がされました。  可児市内では橋梁とトンネルが多く施工されますが、橋梁については下部工事が中心であります。トンネルでは、久々利第1トンネル、第2トンネルが間もなく着工されます。久々利第3トンネルについては既に貫通しており、内装工事を施工中であります。  柿田高架橋下部工事、可児御嵩インターチェンジ橋の下部工事、可児御嵩インターチェンジ改良工事は進捗率ゼロですが、文化財の発掘調査が昨年末まで行われておりましたことと、この調査と並行して亜炭坑の充てん工事が行われてきており、全面的なインター工事に着手できなかったわけであります。夏ごろまでには充てん工事が完了しますので、それから本格的な工事が始まります。全線では10ヵ所ありますインターチェンジのうち、一番おくれておりますが、15年度を中心に盛り土、ランプ、高架橋の工事を行う予定であります。  また、国道21線のバイパスですが、21号バイパス広見高架橋下部工事として、石森地内で高架橋の工事を行っております。ちなみに、この工事は、名称は「広見」となっており、紛らわしいとは思いますが、国土交通省が工事発注されるときに、5万分の1の地図の一番有名な地名を拾ってされるという経緯がありまして、こういう名称になっております。柿田地内でも21号バイパス柿田改良工事としてトンネル残土処理とか排水工事が行われております。  可児市ストックヤードは過去にも視察をしておりますが、12年度で約10万立方メートル入っており、13年度では約20万立方メートル、14年度は40万立方メートルの予定となっております。飽和量は95万立方メートルですので、14年度末で70万立方メートルが入り、15年度末で満杯になる予定であります。  以上が、説明を受けました東海環状自動車道と国道21号の進捗状況でございます。  続きまして、東部まちづくり委員会の活動報告であります。  この委員会には、当委員会としても市民会議やワークショップへ参加をいたしましたが、13年度中に第30回から第36回の7回の委員会が開催されました。その活動実績ですが、8月23日の30回委員会を経まして、31、32、33回までにアンケート調査を実施しております。これは、地区内居住の15歳以上の方々と地区外で地区内に土地を所有している方々に対して行ったものであります。そのアンケートの解析は昨年末までにほぼ終えまして、地主の意向に沿った今後の土地利用形態、まちづくり方法をルール化していこうという話し合いが、環境部会、歴史部会、土地利用部会の3部会ごとに進められております。  以上、東部まちづくり委員会の活動経過について説明を受けました。  なお、14年度に入ってから第2回の市民会議を開催される予定でしたが、6月29日午後7時から広見東公民館で開催される旨の御案内をいただいております。  続きまして、「道の駅」事業についてであります。  道の駅については、可児道の駅施設整備推進委員会等の研究、国土交通省を含めた検討がされてきました。そうした中で、13年度に基本コンセプトを作成することになっておりました。道の駅の機能としては、休憩機能、情報交流機能、地域の連携機能の三つがあるということです。次にタイプとしての分類ですが、何らかの目的を持って訪れる目的型、休憩だけを目的とした立ち寄り型、地域住民をターゲットとした地域密着型、広範囲の集客を目的とした観光型の四つになりますが、可児道の駅の場合ですと、地域密着型と立ち寄り型という分類に入るということで、地域と連携を持った施設が望ましいという意見をもらっております。  総合コンセプトを考えるための前提条件として、整備委員会の中で、当初「歴史と花で彩られた生活創造空間」という一つのコンセプトをつくっていただきましたが、2回目の委員会の検討の中で、地域や利用者のための安心・安全・憩いの空間、三つの施設機能と五つの基本機能、公益施設と収益施設の明確化と採算性の確保を追加していただきました結果、新・旧地域資源の協働と新・旧コンセプトの重なり合いを受けて、「歴史と花で彩られた潤いの道の駅」との総合コンセプトになりました。この総合コンセプトをもとにイメージした施設が、トイレ、情報施設、レストラン、朝市広場、ガラリエであります。  以上のことに基づきまして、施設規模(事業採算性)のシミュレーションを行っております。事業形態の別、形態別の施設規模であります。事業法人による独立採算も考慮に入れ、市の直営での検討を行っており、施設規模は 500平方メートルを上限としています。  次に立ち寄り客数を想定しており、通行量が1日当たり1万 8,500台、立ち寄り率を3%と見込んで、年間立ち寄り客数を約20万人、年間総売上額が約 6,900万円となっております。いずれの形態も経営は厳しいとは思いますが、採算性を重視して施設を建設するべきでありますので、最大限の検討努力をするということであります。  以上のように道の駅について説明を受けました。  説明の後、意見を伺いましたところ、道の駅について、採算性についてはどうなのか、イベントを開催したらどうか等、いろんな意見をいただきました。東海環状自動車道とまちづくり委員会については、若干の質問と補足説明がありました。  道の駅につきましては、いずれにしてもこれから整備委員会で詰めていかなければならないことが多くありますが、皆さん方の広い意見をいただくような形ができるよう、事務局と詰めていきたいと思っております。よろしく御指導いただきますようお願いをいたします。  以上が、昨年から1年間の特別委員会の報告ですが、インターチェンジ及び高規格道路建設という可児市にとって経験したことがない一大プロジェクトに対して、議会としてできるだけかかわりを持ち、地域住民の方と連携をとりながら、よりよいまちづくりを目指さなければならないと考えております。そして、可児市、御嵩町、兼山町の議員で構成する可児広域行政協議会の高規格道路分科会の活動とも連携をとりながら今後も特別委員会を進めてまいりたいと考えております。皆様におかれましても、今後ともなお一層の御協力をお願い申し上げ、本委員会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。 50: ◯議長可児慶志君) 以上で各特別委員会委員長の報告は終わりました。   ──────────────────────────────────────   閉会の宣告 51: ◯議長可児慶志君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。  ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長 山田 豊君。 52: ◯市長(山田 豊君) 平成14年第3回可児市議会定例会の閉会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る6月4日から本日まで、本会議並びに各委員会を通じまして、長期間にわたり慎重御審議を賜りました議員各位の御労苦に対しまして、心より感謝の意を表する次第でございます。おかげをもちまして、本日、本年度の補正予算案を初め、各種重要案件を原案どおり御議決賜り、厚く御礼を申し上げます。  議案審議の中で種々賜りました各位の御意見、御教示につきましては、十分にこれを尊重し、検討を重ねまして、9万 5,000市民の期待にこたえるべく今後の市政運営に反映してまいる所存でございます。  順調な進展を続けております当市ではございますが、先ほど各特別委員会委員長さんの御報告にもありましたとおり、道の駅建設を初め、広見東部のまちづくりを含め、東海環状自動車道周辺整備事業、そして可児駅東土地区画整理事業及び中心市街地活性化計画のもと、可児駅周辺整備事業につきまして、これを促進してまいりたいと存じます。また、移転先候補地の選定期限が残念ながら先送りになりました首都機能誘致活動においては、国の動向をよく見きわめながら取り組んでまいりたいと存じます。  さて、いよいよあと1ヵ月余りとなりました文化創造センターの開館を控え、市制施行20周年記念式典とともに、その準備を鋭意進めております。開館前後の事業展開につきまして、議員各位を初め、市民皆様の一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。厳しい行財政環境の中、種々御意見もいただきました諸課題の解決に向けて、全庁一丸となって事業の円滑な推進を図ってまいる所存でございますが、議員各位におかれましても、何とぞ一層の御指導、御協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。  これからは一段と酷暑に向かう折でもございます。くれぐれも御健康に御留意され、御自愛していただきますようお祈り申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。 53: ◯議長可児慶志君) それでは、これをもちまして平成14年第3回可児市議会定例会を閉会いたします。  長期間にわたりまして、まことに御苦労さまでございました。                                 閉会 午前10時45分  前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     平成14年6月21日         可児市議会議長     可  児  慶  志         署 名 議 員     伊佐治   昭  男         署 名 議 員     冨  田  牧  子 発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...